近代日本の「40年周期説」

『1985年』(吉崎達彦、新潮新書、2005年)という本の第1章の冒頭に「日本の国運における40年周期説」が掲げられていた。

①1868年から1904年(明治維新から日露戦争まで)上り坂
②1905年から1945年(日露戦争から第二次世界大戦の終戦まで)下り坂
③1946年から1985年(戦後からプラザ合意まで)上り坂
④1986年から2025年まで?(バブル経済から???)下り坂


吉崎氏が指摘するように、この②のうち1950年と1985年のデータを比較すると、戦後日本経済の「上り坂」がいかにすさまじかったかがわかる。35年間にGNPは80倍(4兆円⇒317兆円)になり、一人当たりの国民所得は50倍(4万円⇒208万円)になり、輸出は140倍、輸入は90倍になった。「昨今の中国経済の成長が以下に目覚しいといっても、これほどではない」(吉崎氏)

僕自身(そして多くの中高年)が生まれ、成長したのは、いわゆる「高度成長」を含む③という「すさまじい上り坂」の時代だった! 子どもの頃から新しい電化製品の登場、普及などが当たり前すぎて、上り坂であることを自覚していなかった。

さて今後、東日本大震災からの復興や、財政・社会保障改革などによって、次の上り坂は到来するのか?

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