テーマ:言葉

清原vs桑田:引退後篇

元プロ野球選手・清原和博の逮捕をめぐって、藤原新也がブログで、清原のかつての盟友・桑田の清原逮捕を受けてのコメントと共に鋭い指摘をしていた。二人は極めて対照的だった。 桑田が新聞やテレビで発表したのは、「野球はピンチになれば、代打やリリーフがあるけど、人生にはそれがない」、「数々のホームランを打ってきた男だから、自分の人生でもき…
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2つの「ドローン」

いま日本のメディアをにぎわせている「ドローン」は、首相官邸の屋上で見つかったおもちゃみたいなラジコンヘリ。 一方、数日前、オバマ米大統領がパキスタンで味方の人質を死亡させたことを謝罪したように、英語圏でDroneとは味方が無傷で敵を攻撃、殺傷するための攻撃用無人飛行機。日本ではこれを「ドローン」とは呼ばないのか?
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「歴史」と「体験」

橋川コミュ管理人かまいちさんの計らいで著者にお会いできた、橋川文三の前半生の伝記『橋川文三 日本浪曼派の精神』を昨年11月に上梓された宮嶋繁明氏の前著『三島由紀夫と橋川文三』を再読した。 傍線を引き始めると、以前と同じ箇所にまた引くことも多かった。 この本には確かに三島と橋川以外も含めて引用が多いが、そのために、いわば、かな…
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フランスの物部氏&プルースト、カフカ、ジョイス

鈴木道彦訳でマルセル・プルーストの『失われた時を求めて』「ゲルマントの方 I」を読みかけたが、なかなかその世界に入っていけないので、とりあえず中断。 「ゲルマント…」に興味を抱いたのは、鈴木氏のエッセー本で、作中でゲルマント家はフランス社交界屈指の名家で、その歴史を6世紀にさかのぼり、ブルボン王家よりもはるかに古い由緒を誇る、日…
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無花果の甘さに想うイエスかな

ローソン100で1つ百円で買った乾燥果実。アメリカ産のクランベリーは、まだ最初の袋の半分以上が残っているのに、トルコ産のいちじくは、気に入ったので2回目は2袋買い、ここ数日で3袋食べた。(100円なので1袋の量も少ないが) 裏の製品概要の原材料名を見ると、クランベリーには砂糖と植物油脂が添加されているが、いちじくは「いちじく」の…
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関西弁は「第二標準語」

というのは、僕の持論。 吉本芸人に代表される、「関西人らしい関西人」は、東京に来ても、全国ネットのテレビやラジオでも、標準語に転向しないから、メディア内ですでに「第二標準語」として、地位を確立している。 関西人は方言を直さないってホント?なぜ直さないの? http://news.mixi.jp/view_news.…
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「へらこい」と大平正芳vs三木武夫

ブックオフで買ってあった福永文夫『大平正芳』(中公新書、2008)。 めくっているうち、その中の「へらっこい奴」という一節に目を引かれた。「ずるい」とう意味のふるさと徳島の方言「へらこい」と、「っ」の有無が違うだけでほぼ同じ。 この本の「へらっこい奴」が指しているのは、徳島出身の三木武夫のことだった。この本によれば、「へ…
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聖徳太子、縄文、近代:研究、信仰、物語

返却前の本: 1)大山誠一編『日本書紀の謎と聖徳太子』(平凡社、2011) 2)『聖徳太子信仰への旅』(NHK出版、2001) 3)高田良信『日本人のこころの言葉 聖徳太子』(創元社、2012) 4)『空海 世界的思想としての密教』(河出書房新社、2006) 5)『比叡山と天台のこころ』(春秋社、2009) …
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一を「サン」と読んでもよいのか?

読みかけの笹原宏之『訓読みのはなし 漢字文化圏の中の日本語』(光文社、2008年)の中で、ハッとした個所: 「戸籍では読みを振るわけではなく、また読みに制限はほとんどないため…」 この直前に紹介されているのが、長男に「昴」と書いて「すばる」と読ませようとした父親が、当時はこの漢字が常用漢字にも人名用漢字にも含まれていなか…
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悪魔とは

今年(2013年)、僕はこの歳になって初めて、新・旧約の聖書を通読した。 そのうちの新約を読んだ、カトリックとプロテスタントの両教会が協力して訳した、新共同訳版新約聖書の巻末の用語解説に、「悪魔」の項があった。その定義は、僕が今年読んだ最も印象的な言葉の一つである。 <「中傷する者」の意味で、人間を誘惑して神に反逆させる…
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世阿弥、芭蕉、漱石、龍馬…

返却前の本: 1)『カレーの歴史』(原書房、2013年) 2)『パンの歴史』(同上) 3)松木武彦『進化考古学の大冒険』(新潮社、2009年) 4)読売新聞西部本社編『旅する巨人宮本常一 にっぽんの記憶』(みずのわ出版、2006年) 5)鈴木拓也『戦争の日本史3 蝦夷と東北戦争』(吉川弘文館、2008年) 6…
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ボランティアストーカーなど

ボランティアストーカー: 深夜のテレビ番組で聞いた言葉。これもウィキぺディアに載っているリベンジポルノ(revenge porn)のように英語由来かと思ってググったら、英語としては定着していないようだ。 意味するところは、誰の依頼もないのに、赤の他人がネット上の見ず知らずの個人の情報を読み取り、プロファイリング、特定し、本人の許…
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ダジャレ派VS反ダジャレ

マイミクMistery Trampさんの日記にコメントしているうち、昔の記憶がよみがえったり、過去の着想を思い出したりした。 昔、小学校も低学年くらいの男の子(今は中年だろう)が井の頭線の停車中の電車の中で、母親に「しんだいたって、板が死んだの?」と言うのが聞こえた。ホームを見ると、駅名「新代田」の下に「しんだいた」と書かれてい…
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週末、脱帽、天皇、月

良い週末を!: 朝のNHKの番組の最後に、女性アナウンサーが言っていた。 なぜか懐かしい響きだった。 英語由来の日本語だろう。 10年余り前まで、英米系外国人の多い会社に勤めていたときは普通に言ったり、聞いたりしていた Have a nice (good) weekend! 「良い週末を!」とは、その直訳だろ…
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カタカナ語&標準語とのバイ方言

以下はmixi和製英語コミュに書いたものの再録。 ****** 「ノマド」もそうですが、現代日本語では、海外文物のうち主に欧米由来、アジアでも中国=漢字圏以外の言葉は、元の綴りないし読みをカタカナにすれば自動的に新語が誕生します。 このカタカナの用法っていつ頃に始まったのか、気になってきました。 勘で言うと大…
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貞淑な美女をめざす

米原万里(1950-2006年)『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』(新潮文庫) を読了。 この本でいう「貞淑」とは、「原文に忠実であること」。欧州の通訳・翻訳の世界では、昔からよく言われるらしい。 この本は原著が1994年刊の話題作だったが、僕は天邪鬼なベストセラー嫌いのため、読んでいなかった。「醜女」を「しこめ」と思って…
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人は「物語」に感動する

僕のふるさと徳島県小松島市の中華そば屋「岡本」のウェブサイト(今や「徳島ラーメンのルーツ」とまで言われているという)を見ていて、一人で感動し、その沿革のページにある2枚の写真を転載したりしているうちに思ったことである。 ――人は、写真の映像そのものよりも、それが触発・誘発する「物語」に感動する、ということ。 今から60年余り…
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ヴァレリーと森敦

今、カバンの中に入れている2冊の薄い文庫本だが、僕の今の興味が向かっている指向性の範囲に、類似性や共通性があるのかどうか…。 ポール・ヴァレリー『ムッシュー・テスト』(清水徹訳、岩波文庫) 森敦『意味の変容 マンダラ紀行』(講談社文芸文庫) ヴァレリーも森敦も、他者に認められる「作品」を創り上げることを、あまり(他の詩人や…
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ライフワークと、目前の仕事

昨夜、日英同時通訳・会議通訳の先駆者、小松達也氏の本についての感想の最後を書いているうちに思い出したこと――。 通っていた大学院での先生の一人で、当時は珍しかった女性教授のN先生から「あなたも(研究者としての)ライフワークを持たなくちゃね」という言葉である。30年近くも前のことである。 この先生は僕の指導教授でもないのに…
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2種類のバイリンガル

小松達也『英語で話すヒント――通訳者が教える上達法』(岩波新書)を読んでの感想。 この本は、長年の友人で、サイマルに勤めるNさんからしばらく前に頂いたもの。 著者の小松氏は、サイマル・インターナショナルの創設に参加した、日本における同時通訳の草分けの一人である。本の奥書の著者紹介によれば、「会議通訳の第一人者」。 書…
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自殺者は二度死ぬ

たとえ校長でも、教育長でも、「一人の人間」だから、そう思うこともあるだろうが…。 「死者に鞭打つ」ことや「遺族を傷つける」ことがないように、 口が腐っても、人として言わないのが当然、と思ってきたが(僕は)、 そんな「礼」よりも、思ったことを素直に言ったり、 裁判で有利になるかもしれないことは言う ――のだろうか。…
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他人の不幸は蜜の味?

大津のいじめ自殺事件についてのマイミクの方の日記にコメントしているうちに、 「他人(ひと)の不幸は蜜の味」 という言葉を思い出した。 テレビに出だした頃の、元祖毒舌オカマ(今は、「差別語」なのか、テレビでは「オネエ(系)」と言い換えられている)オスギとピーコがよく言っていた。 その後、『ユダヤ諺集』みたいな本…
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反社会分子のビッグデータ?

このところ(心斎橋の通り魔殺人の後)mixi日記とこのブログで、「通り魔」「暗殺者」「無差別殺人」といったアブナイ言葉を表題に含む文を何度も書いてきた。そこで思ったこと――。 マイクロソフトやグーグルやSNS運営企業などIT、インターネット関連企業が、利用者データをCIAだかFBIだかの米政府情報機関に提供しているのは、以前から…
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嗚呼コピペ!デジタル時代の落とし穴

コピーペーストは情報化時代の便利な技術だが、このニュースのように、使い方を誤ると大きな失敗の元になる。 こともあろうにライバル企業の記事を、「発信元」までコピペしたまま直さずに、自分の記事として送るとは! 本社管理職よる二重のチェックも、発見できずに通ってしまう「節穴」だった!! 「発信元がライバル社など自社でなくなって…
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「京都の女性に

『かんにん(堪忍)、かんにん』と言われたら、たまらない」 ――と聞いて、納得したことがあった。 (「かんにん」は、「堪忍してください(やめてください)」のこと。アクセントを間違えないように) 京都でも、若い子はもう言わないか…。 下記ランキングに出てくるのは、今時の関西女子が言っている言葉。 …
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言葉の「賞味期限」

「スパゲッティ(ないしスパゲティ)」という言葉があるのに、わざわざイタリア風麺類の総称である「パスタ」と言うようになったり、TV業界(ないしTVに出るお笑い芸人の間)では「司会者」を「MC」と英語で言うのが、フツーになっている。 また、「仕事の終わった後に」と言うところを「仕事終わりに」と言うのも、TVに出る芸人の間では当たり前のよ…
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なめたかったから、なめた

「チェック」し、コメントしたニュースを再録。 警察職員、女性の髪なめ逮捕 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1989228&media_id=4 「なめたかったから」。いいコメントだ。 テッド 「そこに山があったから」に匹敵しますね。 (2012年04月18日) …
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看護・介護への参入障壁

介護福祉士 外国人36人が合格 http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1968032&media_id=2 試験が1回しか受けられないとか、母国では有資格でも外国人が職員と見なされないとか、外国人に対して厳しすぎる! 日本語そのものという参入障壁もあるのに。
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「蒼白き頬」と男のナルシシズム

昨夜、テレビをザッピングしていて、谷村新司の名曲「昴」を歌う前に、本人と秋川雅史が話していた。 僕自身は、特別この曲のファンではなかったが、世界3大テノールの一人とされたホセ・カレーラスもこの曲を愛好していることに、オペラ歌手として、秋川は「朗々と歌い上げるメロディの調子の良さには、『テノールの血が騒ぐ』ようなところがある」とコ…
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官能性と、抽象的普遍性と

僕が好きな文章は、相反するようにも見える、この2つを兼ね備えている、ような気がする。 「例えば?」と問われると、割とすぐに思い浮かぶのは、月並みかもしれないが、夏目漱石。 そして、漱石論など文芸批評を書いていた初期の柄谷行人など。やはり「若い頃に限定して」だが、江藤淳も好きである。 官能性とは言えないかもしれないが、…
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