テーマ:天皇制

『近代詔勅集』

期限を過ぎた返却前の本の1冊(ろくに読んでいないが)。 村上重良編『正文訓読 近代詔勅集』(1983、新人物往来社): 明治から昭和まで3代の天皇による主要な詔勅が網羅されている。 重要なものとしては、五箇条の誓文や教育勅語、軍人勅諭、日清、日露、大東亜の各戦争の開戦の詔書や、70年前の8月15日の終戦の詔書、い…
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嘘から出た元号

週末は風邪で寝込んだ。風邪らしい風邪を引いたのは、2年ぶりくらいか。寝込んだのはいつ以来か覚えていない。 2日、木曜に本屋に注文してあった新書5冊を受け取る。 1 天皇の祭祀 2 神々の明治維新 3 靖国神社 4 三島由紀夫の二・二六事件(松本健一) 5 国家神道 4はすぐに読み終え、5を読みかけたが…
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「近代の産物」としての天皇制

知らないことだらけなのは、最近何冊か読んだ日本の天皇制についても同じ。 まだ冒頭しか読んでいない 1 村上重良『慰霊と招魂―靖国の思想―』(岩波新書、1974) から引くと: 「天皇の神社参拝は、平安時代には、熊野詣でをはじめ、畿内の有力神社に参詣した例があったが、中世以降は、ほとんど行われていなかった。幕末、孝…
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2つの神道と天皇制

トーマス・カスーリス著『神道』(ちくま学芸文庫、2014)を読んだ。 著者は、カバーの紹介文によれば「アメリカにおける日本宗教思想史研究の第一人者」とのこと。もちろん原著は英文で、想定された読者は、日本のことをよく知らないアメリカ人大学生。 でも、馬鹿にしてはいけない。僕はこの本を読んだことで、以前よりも神道のことがわか…
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日本史上最大の権力者

返却前の本: 最寄の図書館が年末年始休暇に入る前に返すことにする。 1)美川圭『院政 もうひとつの天皇制』(中公新書、2006年) 2)『アメリカ大統領が死んだ日 1945年春、ローズベルト』(岩波現代文庫、2010年) 3)荒井献[編]『使徒教父文書』(講談社文芸文庫、1998年) 4)『中世ヨーロッパの教…
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2つの天皇誕生日とA級戦犯

今日12月23日は、天皇誕生日。 そして1948年の12月23日は、東京裁判のA級戦犯のうち7名が処刑された日でもある。知事を辞職した猪瀬直樹は、このことをテーマに1冊の本を書いている。 さらに改めてウィキってわかったのは、A級戦犯28名が起訴されたのは、この日から2年8か月前の1946年4月29日。昭和天皇の誕生日であ…
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東京遷都、天皇教、国体論

つい先ほど、数日前の「センチメンタル・ニューヨーク」へのマイミク、テッドさんのコメント中の引用から連想して、以下のように書いた。 <明治維新後、薩長政府は天皇という「玉」を手中にし、伊藤博文が起草した、天皇を国民の精神的基軸とするとした憲法の下、国家建設を進めた。結果、西ヨーロッパのような政教分離とは異なり、政治と天皇教が曖昧な…
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日本人にとっての天皇制

「天皇と天皇制の起源をはっきりと疑問の余地がないように解明して、この宗教と法と国家の制度にまつわる神秘的な雰囲気や浪漫的な気分を払拭したいということ、 (中略) できればこの宗教や法や国家の制度としての天皇と天皇制が民衆の上に存在せずに傍に存在するようになるべきだということ、 (中略) このテーマとモチーフは、(中略)ま…
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風流夢譚事件

前回ふれた『明仁さん、美智子さん、皇族やめませんか』という本の中で、著者の板垣氏が、深沢七郎の短編小説『風流夢譚』は「闇の中に消され、読むことはできない」と書いているのが気になった。 この小説は、『中央公論』1960年12月号に掲載され、翌年2月1日「嶋中事件」と呼ばれる右翼少年による殺傷事件の原因になった。当時の中央公論社社長…
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皇后陛下の「あっ! やばい!」

『明仁さん、美智子さん、皇族やめませんか』(大月書店)の中で印象に残った個所の一つ。著者は、共同通信の元記者で宮内庁担当も経験した板垣恭介氏。 美智子皇后が母校の聖心でテニスをされるとき、時々漏らす「あっ! やばい!」という言葉を聞いた学生から、講師をしていた著者が聞いたとのこと。もう十数年も前のことだが。
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出雲大社、崇徳院…

正月二日の夜、ビートたけしがメインの日本史探訪番組で面白かったのが、天皇制がらみの二つのトピックだった。 出雲の国と出雲大社のことは、知る人ぞ知ることが多かったのかもしれない。天皇家=天孫族に対抗する豪族の代表格としての出雲の国とその人々の神である大国主の神を祀る出雲大社。対する天孫族の太陽神である天照大御神を祀る伊勢神宮。 …
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秩父宮伝説

mixi上で直前の記事に対し、思い浮かぶことを自分でコメントとして付け足しているうち、秩父宮のことが浮かんだ。 ウィキペデディアで見ると、昭和天皇の一歳下の秩父宮は、「戦時下より一貫して戦争拡大政策に批判的であった」とされる。自分がもし天皇だったら、硫黄島などのような玉砕や沖縄戦などを経てのこうした敗戦はありえなかったろうと、痛…
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個人的経験の重要さ

読みかけた映画評論家の佐藤忠男著『見ることと見られること』(岩波現代文庫)の一節に、ささいにも見える個人的経験の大切さ、大きさを思い知らせてくれたエピソードがあった。 1930年生まれの佐藤氏が中学受験を失敗した理由について。筆記でも口頭試問でもできは悪くなかったが、不合格だったため、国民学校高等科に籍を置きながら2度目の受験に備…
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