『日本のナショナリズム』の引用3(最後)

・斎藤(隆夫)のリアリズムでは、たとえば天皇制は大きな力をもって現実にあるものだから、日本の立憲政治の中ではそれを使っていくしかない、と考える。近代の国民国家は植民地を手に入れるという戦略をとって帝国主義戦争をおこなってきたのだから、われわれは侵略戦争をやっているんだ、聖戦という美名に隠れて国民の犠牲を見ないのは虚偽だと、はっきり言った…
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『日本のナショナリズム』の引用2

・日露戦争の後、「日本国民は天皇のために戦ったのだ」という考え方が広がることで、キリスト教徒に対する批判が強まっていた。(中略)そのような流れのなかで、加藤弘之は、その著書『吾国体と基督教』(1907年)の中で、こう指摘した――キリスト教徒はわが国体に反する。反国体論者であり、最終的に彼らの立場は天皇を神と認めず、政治的な天皇機関説であ…
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松本健一『日本のナショナリズム』1

先日、松本健一『日本のナショナリズム』(ちくま新書、2010)を読んだ。 松本氏の著作については、1970年代の北一輝ブームの中でデビュー作(『若き北一輝…』(1971))を買って持っていたが、読了しないままに終わった気がする。その後も長い間、良い読者ではなかったが、ここ1、2年で何冊か読んだ。 表題の新書は、民主党が政…
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妊娠、大好き!

というのは、NHK「鶴瓶の家族に乾杯!」に出ていた女優の斎藤由貴が、おなかの大きい女性を見て発した言葉。 斎藤由貴は49歳で、子供が3人いるらしい。 妊娠している自分の状態が好きだったし、今でもそうなのだという。 子供を生んだ女性にしか分からない世界。 ドキッとした。
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兵馬俑vs死海文書

兵馬俑の発見は1974年、死海文書は1947年。どちらも発見当時、「20世紀最大の考古学的発見」と言われたという。 どちらが真に「20世紀最大の考古学的発見」なのか? こんな問いはまさに「愚問」なのかもしれない。 (死海文書について、あらためてウィキって見ると、 <文書の成立は内容および書体の分析と放射性炭素年代…
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始皇帝と大兵馬俑

昨日、東京国立博物館で開催中の特別展を見てきた。 「20世紀最大の考古学的発見」とも言われるこの兵馬俑発見のニュースは今から41年前とのことだが、そのニュースをNHKなどで見たことはよく覚えている。 (それ以前は1947年の死海文書発見に同様なことが言われたらしいが。考古学は扱う範囲が地球大で、時間も数百万年から数百年ま…
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ツイッターの設計ミス

ツイッターをやりだした時は1日に何十回もツイートしたが、3カ月ほどでネタが尽き、その後は半ば休眠状態のままだった。 せめてアカウントのメールアドレスを更新しようとしたら、確認用のパスワードが違っていた。覚えていないのでパスワードを変更しようとしたら、変更方法の通知は、もう存在しない古いアドレスに送付されて読むことができない!とい…
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現人神の創作者たち

山本七平の文庫版下巻も読了(といっても古文の引用はほとんど飛ばした)、自分なりに理解をしっかりさせようと傍線や印を付けた箇所に付箋を貼ったりしていたが、それをもとに要約するのは断念した。連載での論述スタイルをそのまま再整理していないのだろうが、繰り返しないしその変奏が多いことはその一因。 いっそのこと、松岡正剛『千夜千冊』当該夜…
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河合隼雄のポジショニング戦略

返却前の本の一部: 1 安保徹・石原結實・福田稔『非常識の医学書』(実業之日本社、2009) 2 エドワード・W・サイード『フロイトと非-ヨーロッパ人』(平凡社、2003) 3 『河合隼雄を読む』(講談社、1998) 1の3人の著者は、国家資格を持つれっきとした医師・医学者だが、現在の標準的な医学・医療の常識の一…
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蘭学の影響か?

先月、江戸東京博物館での「城」がテーマの展示を見たときに思ったこと。 大きな見世物的な展示物はなく(実寸大の天守閣を展示するわけには行かないだろう)、やや地味だった感あり。 城の改修の図面などが多かったが、そのかなりのものが現代の建築図面と変わりなかった印象。城の図面も蘭学の輸入知識によっていたのか? 素人なのでわからず。
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山本七平『現人神の創作者たち』

以下は橋川文三コミュに書いたものの再掲です。 ************* 先日、池袋JUNKU堂での「安彦良和書店」コーナー終了直後に初めて足を運びました。なんと半年も前から開かれていたのに初めて行ったのが終了直後とは。(それだけ安彦氏のことを知らなかったが、現時点では『虹色のトロツキー』全8巻、『王道の狗』全4巻を読了…
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ラグビー日本代表

に対する僕の関心は、今まで一度も日記に書かなかったが、日本人の平均値よりは高かった。 HCエディー・ジョーンズの経歴・人となりと、その日本代表チームへのトレーニングについてのNHKの番組を見たり、ワールドカップの目標を「ベスト8」と「大言壮語」していたので、ずっと注目していて、南アフリカとの緒戦が気になっていた。 そして…
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10月12日って

今ごろ思い出したが、1960年に17歳の右翼少年・山口二矢が演説していた社会党委員長・浅沼稲二郎を、日比谷公会堂の壇上で刺殺した日だった。 ――その刺殺のシーンがNHKによって録画され、夜のニュースで放送されたのを見たのだ! テレビで見た最もショッキングな場面かもしれない。 一方、アメリカでは「コロンバスデー」という…
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ジャクソン、勝、西郷

スマホでマイケル・ジャクソンの『This Is It.』を見ていたら、勝海舟と西郷隆盛のことが想起され、目頭が熱くなり涙があふれた。 我ながら気が狂いそうになる組み合わせだが、もちろんM・ジャクソンから勝や西郷を連想したのではない。 読み終わって間もない漫画『王道の狗』の中で、勝海舟が西郷隆盛を最高の人物と振り返る場面が…
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諭吉vs海舟by安彦良和

『虹色のトロツキー』の作者・安彦良和氏による4巻本コミック『王道の狗(いぬ)』全4巻(中公文庫)を読んだ。 物語は自由民権運動の終息後、日清戦争へと向かう日本と東アジアの歴史の中で、秩父事件や大坂事件で囚われの身となり北海道の監獄を脱獄した2人の若者を軸に展開する。 ストーリーは省くが、作者は日清戦争を「邪悪な戦争」とし…
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ペリーの予見

『ペリー提督日本遠征記 上・下』をやっとこさ読了した。電車の中などでちびちび読んでいたので時間がかかった。 ペリーは海軍一家に育った生粋の職業軍人で既に海軍高官に栄達していたが、アメリカ国家にとって必要となった、補給基地確保等のため日本を開国させ条約を結ぶという仕事に担ぎ出された。 マクロな世界史的状況としては、大国のイ…
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高校寄せ書き居酒屋は満席だった

昨夜7時、テレビ番組で知った「高校寄せ書き居酒屋」として知られる「有薫酒場」に初めて行った。しかし、「席が空いてない。『要予約』の店ではないが、金曜は混むので予約がないと難しい」とのことでやむなく断念。 友人とともに呼び込みに声を掛けられた、ごく普通の居酒屋へ行った。 全国約5300校のうち2900以上の高校の卒業生の寄…
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『虹色のトロツキー』

この妖しくも怪しいタイトルのコミックは以前から気になっていたが、読んではいなかった。mixiにコミュがあるものの、立ち上げからずっと休眠状態のもよう。 最近になってついに読もうと思い立ったが、最寄り駅近くの漫画喫茶に置いてないので、中公文庫コミック版全8巻を購入して読了した。 (著者の「安彦良和」氏については承知しておら…
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40年前の自撮り棒

スマホ用自撮り棒が流行っているらしいが、その原型は40年余り前に日本のカメラメーカーが開発し特許も取っていた。だが、特許期間は20年で満了。今の自撮りブームはその後なので、開発者も企業もかつて取った特許から利益を得られなかったという。あの40年余り前の自撮り棒を持っていたという記憶がうっすらと蘇ってきた。 この記憶が真実か否か、…
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北斎漫画

今はまっているのが画集の類。その1つで最も最近買った『北斎漫画1~3』(青幻社、2010~11)は、江戸時代のベストセラー、ロングセラーを画題別に再編集した文庫サイズの3巻本。 これを見ると、葛飾北斎は満90歳近くで倒れるまで探求と創作に打ち込んだ点でミケランジェロに匹敵する一方、その知識と探究心が森羅万象に及んだ点で「東洋のダ…
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