ストレッチの罪

18日放送のNHK「ためしてガッテン!」で明らかにされた。

1975年のベストセラーの影響で、瞬く間に世界中のスポーツや体育の世界に普及したストレッチは、「けがの予防に効果がない」ことが、17年前にオーストラリアの軍隊で判明して以来、各国の研究者により追試され、確認されている。

けが予防の効果がないのは、ストレッチによって筋肉が伸び、弛緩してしまい、気持ちがリラックスして体も柔軟になるが、「瞬発力や筋力は一時的に低下する」ために、とっさに体が思うように動かないためのけがが増える。結果、全体では相殺され、けが予防の効果は、ストレッチしないのとほぼ同程度になるのだという。

――これを見て思い浮かんだのが、野球選手としての晩年を迎えている天才打者・イチローである。彼は長年このことを知らずに、十分すぎるほどのストレッチをしてから試合に臨んできた。そのために、ホームランやヒットをかなり減らしてきたのではないか?

ただし、普通の関節を伸ばすだけの「静的ストレッチ」ではなく、ブラジルで行われているような、体を動かしながらの「動的ストレッチ」なら筋力・瞬発力もアップするという。

――イチローともあろう者なら、これくらいのことはずっと前に知って、静的ストレッチの弊害を免れていたのだろうか?

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