日本国の縮図としての宮中晩餐会

以下は橋川文三コミュに書いたコメントの再録(はやりの言葉で言えば「コピペ」)。

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XXさん & 皆さん

「生き残った昭和天皇のヒエラルキーはやはり生き残っているのです。そのヒエラルキーを上へ上へと這い登ろうと努めている官僚群は次から次に現れ出て、その周辺に大衆が群がっているのです。これが戦後の日本のエスタブリッシュメント、およびその周辺の大衆の姿でしょう。 」

この個所を再読して、戦後日本国家のヒエラルキーの核心が凝縮されていると思いました。
そして、そのヒエラルキーを体現する空間が宮中晩餐会の席順ではないか、と思いました。もちろん僕は縁もゆかりもありませんが、宮中晩餐会は、オバマ大統領が国賓として来日する際に開かれるだろうから思い浮かんだのです。

皇居で天皇家のシェフを十数年務めた方が書いた宮中晩餐会についての新書によれば――。
同晩餐会での席順は、総理大臣を筆頭に地位が高いほど、つまり位が天皇に近いほど、席順も天皇に近い。同じことだが、席順が天皇に近い人間ほど地位が高い。

(余談ですが、20年余り前、パパブッシュが国賓として来日し、開かれた宮中晩餐会で、宮沢総理の隣に座る主賓のパパブッシュは、こともあろうに宴たけなわの宮中晩餐会でゲロをぶちまけてしまった(インフルエンザの症状だったとか)。その映像が夜のニュースに流れ、世界中に配信された…。)

僕の同級生で最も出世している奴(旧財閥系金融グループの社長)に去年、40年ぶりくらいで会ったのですが、彼に「宮中晩餐会に招かれたことがあるか」聞いたところ、「ない」とのことだったが、今回は招待されるかも?

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上記の宮中晩餐会の上位に位置するのが、元共同通信デスクで作家の辺見庸が言った「G7的世界観」だろう。近年は新興国の台頭でG8やG20になっているとはいえ…。サミットの写真撮影で、中央にいるアメリカ大統領に近いほどエライというか。

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