ふしぎなキリスト教

先日ブックオフで買ったうちのキリスト教に関する2冊の新書版を読んだ。

1.小坂井澄(こさかいすみ)『キリスト教2000年の謎』(講談社+α文庫、2000年)
2.橋爪大三郎×大澤真幸『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書、2011年)

ともに、ユダヤ教から始めて、キリスト教について語る。特に後者は、信者でない者には受け入れ難い、例えば「イエス」の復活や、聖書と近代科学の関係など、さまざまな疑問を大澤氏が投げかけ、橋爪氏が答え、その答えを受けてさらに議論が展開されていくという形をとり、なかなかに刺激的な内容である。

キリスト教の近代世界(国家、法律、市場、科学、哲学など)に対する影響について、後者は、

「キリスト教のインパクトが、(中略)いかに大きいかということ、そのインパクトが伝わったり、残ったりするときの論理がいかに屈折したものであったかということ」(対話の末尾からの引用)

その説明に成功しているように思われる。

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