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zoom RSS 最高裁より絶大な権力

<<   作成日時 : 2011/11/19 01:00   >>

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今、ある大学教授による違憲審査に関する論文を英訳しているのだが、この翻訳作業で初めて知ったのが、わが国の「内閣法制局」という官僚組織が持つ権力の絶大さである。ある意味で、司法権のトップに立つ最高裁判所よりもはるかに大きな権力を有しているという。

アメリカに比べて、日本では、法令が憲法に違反しているという判決が下されることが少ないが、それは両国間の憲法審査制度の違いによるという。

アメリカでは、文字通りの三権分立が徹底され、議員が作った法律を州や連邦の裁判所が、「事後に」審査している。

一方、日本では、もちろん上と同様に、司法による違憲審査も行われるが、平均で年に630にも及ぶ法令のほとんどを、内閣府に属する「内閣法制局」が、事前に法案の段階で審査している。そして、日本で審議され、成立する法律の大半は、内閣提出法案である。また、国会内にも「議院法制局」という同様の組織があり、議員立法のすべてを事前に審査している。

これら両法制局は、「すべての」新しい法案や法令案が、憲法を頂点とするわが国法体系とその解釈体系の全体と整合することを優先的に考慮しつつ、事前審査を行っている。

いわば日本では、一握りの行政官僚に過ぎない人々が、三権の長よりも絶大な権力を掌握している、と言えるかもしれない。

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