英語俳句を書く人たち

2、3年前だったか、NHKでフォークソング「花はどこへ行ったWhere have all the flowers gone?」の作者、ないしこの曲がいかにできたかを探る、といった番組を見たことがあった。

その主題に即した内容そのものは詳しく覚えていないのだが、そこに出てくる人たちについて、ある印象を受けた。なぜか、ニューヨークで会ったアメリカ俳句協会のメンバーで、「英語俳句を作っている人たち」に似ている感じがしたのである。

アメリカ人で、白人で、中高年で…この辺のくくりは大きすぎる。なんというか、上昇志向のギラギラしたところがない、枯れた雰囲気を漂わせている点。金や権力や世俗的名声にあまり関心がなく、反体制とまでは行かないが、多数派の通俗的な価値観とは異なった、独自の価値観を持っている人たち。

詩という分野自体がマイノリティ化している現代。まして、英語であれ「俳句」に興味を持ち打ち込むなんて、アメリカ社会では紛れもなく少数派である。

この記事へのコメント

2006年07月11日 08:14
ケイタイ文学というジャンルがあるらしい。
アメリカの短編小説家が、携帯でネットにアクセスする日本人にショックを受けて、短編をネットにのせるという。

この記事へのトラックバック