インターネットの凶々しさ

「まがまがしい」は辞書やワープロによると「禍々しい」と書くようだが、「凶々しい」と書きたい。たしか三島由紀夫の少年時代の短編に、「凶ごと」と書いて「まがこと」と読むのがあった。

さて、仕事の必要があって「コンクリート」というキーワードでウェブを検索してみると、なんとトップが「女子高生コンクリート詰め殺人」、2番目がこの事件を映画化したDVDのサイト、やっと3番目に「社団法人・日本コンクリート工学協会」が出ていた。――「現代ってそんな時代なんだな」というのが最初の感想だった。

こういう突拍子もない出会いというのは、何もインターネット上だけではない。かつて国語辞典や英和辞典で、宗教ないし信仰にかかわる神聖な言葉の隣に、猥褻な言葉が並んでいる光景に、出くわしては面白がったことがあった。単に読みが同音だったり、つづりが似ているためにそうなったに過ぎないとはいえ。

それにしても、「コンクリート」といえばまず「女子高生コンクリート詰め殺人」――このヒットには久々にかなりの衝撃を受けた気がする。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック